ぎっくり腰の原因 対処法

ぎっくり腰とは

急に起こった強い腰の痛み(腰痛)を指す一般的に用いられている名称で、
病名や診断名ではありません。

何か物を持ち上げようとしたとき、
腰をねじるなどの動作をしたときなどに起こることが多いですが、
朝起きた直後や何もしないで起こることもあります。
くしゃみや歯磨き中になった方もいます。

ぎっくり腰。正式には急性腰痛と言います。

西洋では「魔女の一撃」なんて呼ばれていたりします。
軽いものなら痛いながらも動けますが、
重度なものだと起き上がる事もままなりません。

痛みの原因はさまざまで、腰の中の動く部分(関節)や軟骨(椎間板)に許容以上の力がかかってけがしたような状態(捻挫、椎間板損傷)、腰を支える筋肉やすじ(腱、靱帯)などの柔らかい組織(軟部組織)の損傷などが多いと考えられます。

画像検査では、ほとんどの場合、原因の特定はできません。

多くは一週間~二週間程度で自然に回復していきますが、時間経過によって改善が見られない、または下半身に痛みやしびれと言った症状が出現した場合などは椎間板ヘルニアなどの病気が隠れていることがありますので要注意です。

ぎっくり腰とは

発症直後の対処法

ぎっくり腰の発症直後は腰に負担のかからない楽な姿勢をとるようにします。

まずは急な動きは避けます。落ち着いてください。
痛むかどうか試す様な事もせず周りに誰か居る様でしたら助けを求めましょう。
発症直後に無理をして悪化させる事を防ぎます。

氷枕などをタオルでくるみ、腰に当ててください。5~10分くらいで痛みが軽減されてきます。ただし、あまり長い時間冷やすと逆効果になることがあるので注意してください。

痛みが強い場合なるべく安静にして湿布などがあれば使うと良いでしょう。

また、コルセットがあるなら巻いた方が楽なら利用してください。傷んだ腰回りの筋肉をサポートしてくれます。急性期を含めて1~2週間くらいならコルセットを利用しても、腰の筋力が低下してしまうことはありません。
痛みが少し和らぐまでは安静にしてください。

発症直後の対処法

ぎっくり腰で痛みがある時の寝方

ぎっくり腰の際は寝る時の姿勢も気を付けなくてはなりません。

「膝を軽く曲げて、横向きに寝る」
「仰向けに寝て、膝を軽く曲げて、膝の下にクッションを入れる」
「仰向けに寝て、低めの台に両足を乗せる」


以上が一般的な腰への負担が少ない寝る時の姿勢です。
この姿勢で痛みがより強くなる、もっと楽な姿勢がある
などの場合は出来るだけ楽な姿勢をとりましょう。

発症から数日後の対処法

痛みが落ち着いてきたら、少しずつ動くようにしましょう。
なるべく早く普段通りの生活に戻る努力をしましょう。

実は、痛みが落ち着いてきたら、できるだけ安静にしない方が早く治るというデータがあります。もちろん、痛くて動けない場合は、無理に動く必要はありません。痛みがあるうちは無理は禁物です。痛みの程度をみながら、慎重に少しずつ動かしていきます。

最後に

最後に

いかがだったでしょうか?

この運動したら良くなる。というものがあればお伝えしたいのですが
ぎっくり腰と一口に言ってもぎっくり腰になる原因の場所は人によって様々です。
ですからどうしても合う人、合わない人が出てきてしまいます。
それなので、あえてこの運動がいいよ。とは言いません。

大切な事は腰が痛くなってしまった原因が存在するという事です。
ぎっくり腰は1度経験するとクセになる場合があります。
この原因をどうにかしない限り、良くなったと思っても
繰り返してしまう可能性があるのです。

生活習慣や普段の姿勢、生活、無理をしていないでしょうか?
もしかしたら体からのS,O,S,サインかも知れません。
自分の体の声を聞いてあげてください。
これを機に健康を取り戻していけたらそれが一番です。

中々自分1人では難しく思う様でしたら、その時はプロにご相談ください。

Contactお問い合わせ

〒333-0811 埼玉県川口市戸塚3-28-23 グランデエクセラン301

ご質問・ご相談などがございましたら、
お電話やメールフォームよりお受けしています。
お気軽にお問い合わせください。

TEL:080-6661-6960