2022/04/04
変形性膝関節症
みなさんこんにちは今日は変形性膝関節症についてお話します。
膝の痛みの原因で1番多く見られる症状です。
膝の痛みってとても辛いものです。
予防法も書いてありますので是非ご覧ください。

変形性膝関節症とは
変形性膝関節症は40歳以上の5人に1人が罹るといわれています。
中高年になって「膝が痛くなる病気」の代表ともいえます。
5人に1人・・・?
思った以上に身近な症状ですね。
原因と症状
それでは変形性膝関節症の原因と症状を見ていきます。
膝のクッションである軟骨がすり減ることで、
関節が変形したり水がたまったりして痛みを生じます。
初期の症状では 平地での歩行は大丈夫でも、階段で膝が痛いために困っている、
歩行時の膝の痛みはないけれど、正座は膝が痛くてできない状態です
中期、末期になると、安静時にも痛みがとれず、
変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。
男女比は1:4で女性に多くみられ、高齢者になるほど罹患率は高くなります。
あまりに良く耳にする症状名ですが末期には歩く事さえも困難になります。
早めの処置が大事ですね。
予防法
ふとももの前の筋肉(大腿四頭筋)を鍛える。
正座をさける。
急に長く歩き過ぎないようにする。
肥満であれば減量する。
膝をクーラーなどで冷やさず、温めて血行を良くする。
洋式トイレを使用する
布団をベッドに変える
高齢化に伴い、膝に何らかの問題を抱えている方は、
今後ますます増える傾向にありますが、
医療機関での検査で膝の軟骨が減っていると診断された方でも、
膝周りの筋肉をほぐすだけでも痛みが楽になるケースが多くみられます。
若い方でも、日常生活で膝周りの筋肉に
緊張をかけ続けると、膝に痛みが出ます。
このような「変形性膝関節症」の場合、
まず膝を動かす筋肉を手入れすることが重要です。
太ももの筋力、大腿四頭筋は、膝関節のクッションになり、
関節軟骨が傷つくのを防げるようになります。
無理は禁物ですが、鍛えていくことで痛みの緩和に役立ちます。
私たちが日常生活で、歩く、立つ、座るなどの動作がスムーズにできるのは、
膝の関節が正常に機能しているからなのです。
減量の必要性
人によっては耳の痛くなる話になりますが大切なお話です。
人が歩くときには体重の3〜4倍、階段の上り下りをするときには6〜7倍
もの負荷が膝にかかっています。つまり、体重が重くなるほど、膝にかかる負担も大きくなるわけです。
つまり、体重が3キロ増えると、歩く場合は約9キロ、階段の昇降では18キロの重さが余分に膝に加わっているのです。
肥満の人は膝にかかる負担が大きく、クッションの役目を
果たしている軟骨がすり減りやすくなります。
その結果、骨同士がぶつかりあって炎症を起こし、膝痛が生じるのです。
また、太っている人の膝は内側に余計な負担がかかり、O脚傾向になります。
O脚が進むと、内側の軟骨がすり減って、
ますます関節の内側に負担がかかります。
膝への負担を軽減するために、適正な体重を保つことが大切です。

膝に痛みがある場合
水中ウォーキングがおすすめです。浮力の力で、
膝には体重の4割程度の重さしかかからないので、
負担が少ない割には効果が期待できる運動のひとつです。

当院の施術では
当院の施術は無痛でオリジナルの全身バランス調整になります。
元々身体に備わる自然治癒力を最大限に高める施術になります。
また変形性膝関節症と病院で診断を受けた方でも実は他の部分の
関連痛が原因で痛くなっていただけという事も珍しくありません。
手術を勧められていた方を膝を触らず施術をして改善していく事もあるのです。
西洋医学では痛みのある場所しか調べません。
画像を見て軟骨がすり減っていると言われても
それは年齢を重ねれば誰でも当たり前の事なのです。
今は膝が痛くなっていない方もまずは膝が痛くならない様に
予防法を試してみてください。
そして日常生活を見直してみてください。
膝の痛くない日常の素晴らしさに、もし痛くなる前に気付けた
のならあなたは幸せだと思います。